アレックス・ファーガソンはサッカーの名将

ファーガソン

世界最高峰のサッカーリーグ・イングランドプレミアリーグ、その中の名門中の名門といえばマンチェスター・ユナイテッドFCです。その歴代監督として最も有名で最も長く務めた名将がアレックス・ファーガソンです。彼が成績低迷していたマンチェスター・ユナイテッドFCの監督に1986年に就任して以来27年間の功績は、プレミアリーグ優勝を13回、UEFAチャンピオンズリーグを2回、FAカップ5回、リーグカップ4回と輝かしいものです。

その名将の指導を受けた唯一の日本人・香川真司は日本で在籍していたセレッソ大阪時代、クルピ監督から「ルーニーやファーガソンといつでも話せように」と英語の勉強をするように言われていました。

ファーガソンの特徴は規律を重んじること。禁酒令を課すほど厳戒な彼に有名選手が数人クラブを去ったほどです。特異な戦術を持つわけでもなく、オーソドックスな4−4−2を好み、攻守ともにシンプルなサッカーが彼の戦術です。たとえエースであっても不調なら入れ替え、若手でも有望ならスタメンに抜擢する、適材適所も特徴のひとつです。このシンプルさに王者の風格を感じるでしょう。