ヨーロッパサッカーの名将、エメリ
スペインのリーガエスパニョーラは現在世界一レベルが高いリーグとされています。世界一のリーグと呼ばれる所以は、一人ひとりの選手のレベルの高さ、足元の技術の高さですが、一番の所以はヨーロッパで最も強いチームを決める大会であるチャンピオンズリーグをスペインのチームが何度も制覇しているからです。近年のチャンピオンズリーグはスペイン勢同士の決勝戦が多く、いかにスペインのサッカーのレベルが高いかが分かります。
ヨーロッパで最も強いチームを決める大会であるチャンピオンズリーグの他にも、ヨーロッパリーグというチャンピオンズリーグに出場できなかったチームが参加するヨーロッパで二番手の大会があるのですが、このヨーロッパリーグでもスペインのチームが3連覇を成し遂げました。そのチームが名将エメリ率いるセビージャというチームです。セビージャは賢いサッカーをするチームで、相手の集中力が欠けた瞬間を逃さずにゴールを決める上手さがあります。
名将ポチェッティーノは欧州サッカーで活躍
マウリシオ・ポチェッティーノは、アルゼンチン出身のサッカー選手として、スペインのエスパニョールや、フランスのパリサンジェルマンで活躍し、引退後はスペインとイングランドのクラブチームで監督としても活躍しています。イングランド・プレミアリーグでトッテナム・ホットスパーの監督を現在も務めていますが、一時は中位に甘んじることの多かったチームを優勝争いのできるチームに育てあげた実績から、指導者としては若手ながらも名将として知られるようになりました。
ボチェッティーノは現役時代はディフェンダーとして活躍した人物なだけに、監督としても守備の堅いチームを作り上げており、2016-17シーズンでは、38試合で失点数が26と、1試合平均1点以下の堅守が売りとなっています。
また、トッテナム・ホットスパーは、アーセナルをライバルチームとしていますが、2016-17シーズンは22年ぶりにアーセナルを上回る成績を残すという快挙を達成しました。ポチェッティーノは監督として、今後も活躍が期待されるサッカー界の若き名将です。
シメオネはアルゼンチンサッカーの名将
ディエゴ・シメオネはアルゼンチンサッカーのレジェンドとして知られています。選手時代はワールドカップに出場したほか、オリンピックでも銀メダルを獲得するなど近年のアルゼンチンサッカーの隆盛に大きく貢献しました。しかし、現役時代を見ているファンは、シメオネが監督して成功するとは考えていませんでした。
なぜなら、現役時代はダーティなタックルもいとわないプレイスタイルで対戦相手からは嫌われ、自チームのファンからも評価が分かれる選手だったからです。しかし、母国のクラブで監督としてのキャリアをスタートさせイタリアのクラブを経てスペインのアトレティコマドリードの監督に就任すると、一躍名将としての評価を受けるようになります。スペインのリーグはレアルマドリードとバルセロナという2つのクラブが優勝を争っていることで知られています。しかし、シメオネはこの2強に割って入り、アトレティコマドリードをリーグ優勝に導いたのです。
サッカーの観戦は中盤の選手に注目してみよう
サッカーの観戦には、色々な楽しみ方があります。その中で、中盤の選手に注目してサッカーを観戦することで、いつもとは違った楽しみ方もできます。 中盤のポジションはフォワードとディフェンダーの間に位置し、両者をつなぐ役割をすることが多いです。そのため中盤の選手は試合の状況によって、攻撃も守備も行います。中盤の選手に注目することで、目まぐるしく変わる戦況を把握しやすいため分かりやすく、サッカーの観戦を楽しむことができるのではないでしょうか。
中盤の選手には、攻撃が得意な選手や守備が得意な選手などさまざまな選手がいます。それらの選手が動きやすいようにフォーメーションが決められていることも多いです。出場している中盤の選手を見るだけで、そのチームの戦術を予想するという楽しみ方もできます。また、司令塔として活躍する中盤の選手も多いです。司令塔は試合の流れをコントロールすることにおいて重要な選手です。他の選手に的確な指示や正確なパスを出すため、バランスの良い能力が求められています。司令塔に注目することで、優れた技術を目にすることができます。
前述の通り、中盤の選手はフォワードとディフェンダーをつなぐ役割があります。したがって、他のポジション選手との連携も見どころとなってきます。特に、スタジアムでの観戦は広く全体を見渡すことが可能です。中盤の選手に注目することで他のポジション選手の動きも予想することができます。
